そこ、hyphen

これはコトバですか?

言いたいことが多すぎる日は(短歌よりも)詩を書いたほうがいいです。あるいは泣いたほうが、

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第18回短歌の目・4月

tankanome.hateblo.jp

題詠

1. 皿

せせらぎに流されながらぴかぴかのかっぱの皿を売って暮らした

 

2. 幽霊

いつ見てもかなしくぞある青白き幽霊のごと空よ暮れるな

 

3. 入

出たり入ったり忙しいな今日という今日に行き交う人々の暮春

 

4. うそ(嘘、鷽、獺も可)

もうそんなことで怒鳴ったりしないでよほらカリフラワーが贅沢だねぇ

 

5. 時計

砂時計傾けたりして手のなかに時を歪める静けさを生む

テーマ詠

晴れた日の午前に靴をおろしたらポピンズ、あなたを大声で呼ぶわ !

第17回短歌の目・3月

tankanome.hateblo.jp

勢いで参加です。どうぞよろしくお願いいたします。

題詠

1. 草

飲みかけの炭酸水は透明ではじけるように駆ける草原

2. あま

錆びついた柄のざらつきを古傷にたとえてひらく春のあま傘

3. ぼたん

泣き顔が不意によぎって取れかけのくるみぼたんをなんどもなぞる

4. 鳥

焼き鳥を串から外して食べる人 嫌いじゃないよ、うん、きらいじゃない

5. 雷

春雷のひかりはとうに闇のなかこれから降り出すさまざまなこと

テーマ「捨」

四捨五入しあってわたくしさんじゅうの歳になりますあなたはしじゅう

第16回短歌の目・2月

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今月も無事詠めました。どうぞよろしくお願いいたします。引用スターよろこびます。

題詠

1.

たましいをやさしく洗うあかぎれの指にしみいるアリエールの泡

 

2.

道ならぬ道の先には鬼がおりあんさんこちら手の鳴るほうへ

 

3.

 優しさを受け入れてみるすみやかにボディソープは愛にあふれて

 

4. チョコ

ピンヒールで刻むフロアに鳴り響くチョコレイトディスコ、チョコレイトディスコ

 

5. きさらぎ

きさらぎのアクアラインに朝日差し都市にも眠りと目覚めがありぬ

 

テーマ詠「夢」

夢だけど夢じゃなかった芽吹いたら現実なのだ、水をやらねば

第15回短歌の目・1月

tankanome.hateblo.jp

今月もどうぞよろしくお願いいたします。引用スターお待ちしております。

題詠

1. 編

生まれくる罪を憎めど生まれくる人を憎むな ニライカナイ

2. かがみ(鏡、鑑も可)

鏡「ええ、世界で一番美しいのはあなたです女王様」

3. もち

どこにも行けず力もちうどんの発症を感知している白い真昼間

4.

起立、礼、着席、今から出欠をとります、それでは位置についてようい

5.

ひとりでは暮らすこともままならず萎びたほうれん草のさよなら

テーマ詠

逆上がりうまくいつた日は遠く錆のにほひの残る掌

歌集を読んでいた

歌集を読んだのだけど、思いのほか文章としてまとまらない。

そもそも歌集を読むっていうことがどういうことなのか、みたいなことを読みながら考え出したら、歌集の感想、ってどう書けばいいのかなあ、と思い始めて足を止める。

だいたい短歌というものは、1首単位で「鑑賞する」という趣が強く、じゃあ短歌がいくつか並んで構成された「連作」、その連作がまとめられた「歌集」なるものの読み方を指南するようなものってあんまり見かけたことがなくって、そうだ見かけたことないんだよな、じゃあ歌集ってどう読むんだろうね、ましてや短歌に触れない人にとっては短歌がいっぱい並んでいるもの、みたいな把握(てかそもそも短歌ってなんだよってところから始めないといけないかもしれないんだけど)にとどまると思うんだけど、それじゃあ歌集って小さいマスの中でしか売れないんじゃない?とか、歌集そのものとは全く関係のないところでぐーるぐるしていた。

歌集を、あるいは連作を、一単位として読むあるいは語る思考様式が欲しいなあと思う。歌集をもっと物語の感想を言うように語れたら、読む人が増えるんだろうかね。

とか思いつつ。

はつはる

寝て起きたら2017年だった。

去年はブログをあまり更新しないまんまの1年となりまして、ゼロみたいなところから再び更新するのってめんどいような、そうでないような、感じのところにいるんですけど、やっぱり書いとかないとなあみたいなことを強く思いまして、書くなり。

できればここしばらくずっとやっている短歌のことを書いていきたいとは思っているのですが、5757757577って指折り数えていると、だんだん、575577557577みたいな感じになってきたりもするので、飽きない程度にやろうとは思っています。

ここしばらく興味があるのは、コンテンツの魅力をどう切り開いていくかみたいなところにありまして、それを広報と言ったり営業と言ったりするんだろうか。

作る人と享受する人とその間をつなぐ人。

つなぐ面白さみたいなところを掘り下げていく1年にしたいです。

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